大阪の道頓堀の近所に住んでいる私のおじさんの大川さんは、どういうわけかやたら目の病気にかかってしまっていつも悩んでいました。大川さんが最初にかかった目の病気は、高校3年生の時の結膜炎です。結膜炎と言えば目の病気としては、ありふれた病気で多くの人がかかったことがあるので、大した病気とは思わないかもしれませんが、大川さんのかかった結膜炎は、特殊な症状だったため、失明の危険があり、一大事となってしまったのです。幸い大学病院の眼科の権威あるお医者さんの治療のおかげで、無事完治することができたのだそうです。次に大川さんがかかってしまった目の病気は、白内障でした。大川さんが白内障と診断されたのは、26歳の時で、務めていた会社の健康診断の際にわかったのです。一般的には白内障は、高齢者に多い目の病気なので、この時も治療には手間取ってしまったのです。白内障にひとたびなると、完治することは難しいとされていましたが、無事に完治したのでよかったと大川さんは言っていました。さらに大川さんは、30台になった時に急に新聞の文字が見えづらくなったそうです。いろいろ検査した結果、早くも老眼が始まっていることが判明したのです。さすがに老眼を治療することはできなかったようです。
子供視力低下